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【悲報】俺氏、吹田の代表になる。

おひさしぶりでございます。

最近ネタがなく困っていましたが、あるお話を思い出したので見てください。

 

あれは高校1年になったばかりの話。

俺は人並みに勉強して普通の府立高校に進学した。

中学生の時の友達で大志という友達がいたのだが、大志は大阪産業大学付属高校の何科か忘れたけど、ヤンキーの集まる学科に入学した。

無論、大志はヤンキーではなかった。

しかし、中学で勉強しなかった為、自分にあう学力の高校が上記の学校であったので入学した。

 

大志曰く、周りはヤンキーばかり。入学して2日で退学になった生徒もいたそうだ。

 

友達はできず、早々に大志も学校をやめようかと考えていたそうだ。

 

ある日、大志は学校のトイレで1人、タバコを吸っていたそうだ。先生に怯えながら、友達のいないストレス、夢に見た高校生活を送れないストレスをタバコにぶつけていた最中、あるヤンキーグループがトイレへ入って来た。

 

「あ?タバコくさない?」「ほんまやん誰か吸うとるでこれ!」

こんな声がトイレに響いたらしい。

 

大志は個室トイレの鍵を閉め、隠れて吸っていたそうだが、そのヤンキーグループの声を聞いて震えていたらしい。

 

そして、ヤンキーグループの1人が

「この個室やろ。誰やねんあけろや!」

 

大志は震える腕で扉を開いた。

 

そこには5人のヤンキー。

 

締められる。カツアゲされても渡すほどのお金はない。どうする。喧嘩しようにも勝てる訳がない。

 

そんなことを考えていると

 

ヤンキーグループの1人が

 

「お前1人でトイレでタバコ吸うとか根性はいってんなぁ!何組なん?」

 

と声をかけたらしい。

 

これがきっかけでこのヤンキーグループと仲良くなった。

 

声をかけたのがヨシキというやつだった。

 

それからそのヤンキーグループは退学にて次々と減って行き、ヨシキと大志だけになったらしい(笑)

 

それからしばらくして、地元で大志と遊んでいると

 

「ヨシキの地元に呼ばれてん。お前来てくれよ(大志から話は聞いていたが、この時ヨシキとは会ったことがなかった。)」

 

「は?嫌やし。なんで俺がいかなあかんねん。ヤンキーばっかやろ、いってなにすんねん」

 

そう僕は答えた。

 

「俺も嫌やねん。ヨシキはいいやつやけど、話聞く限り、めちゃくちゃ悪いことしてるしヨシキの友達に何されるかわからんから1人で行くの怖いねん。5000円あげるから!な!?」

 

5000円の誘惑に負けた俺は、大志と共にヨシキの地元である「大阪市東成区」に向かうのであった…

 

指定された駅に着くと、「ヨシキ」がそれとすぐわかった。

 

両耳に無数に開けられたピアス。

一つは大きな穴でもう耳たぶすらない。

休日なのにボンタンを履き、キティちゃんサンダル。

 

大志が「ヨシキ!おっす!こいつがセイジやで!」

 

ヨシキ「おー!こんな遠いところまでありがとうな!気合い、入ってるやん!」

 

俺の何が気合い入ってるんか全くわからんかったけどとりあえずヨシキの口癖は「気合い、入ってるやん!」だった。その日15回は聞いた。

 

とにかく外面は怖いけど、めっちゃ優しくてめっちゃいいやつやった。大志が仲良くしてるのも納得だった。

 

そのまま、ヨシキに案内され「洋平」というやつの家に招待された。

ここからは大志も初対面である。

そこには洋平、レン、ダイスケ、ツカサという4人のメンバーがいた。ここにヨシキをくわえ、東成5人衆という異名で過ごしているそう。

 

まず驚いたのが洋平が一人暮らしであったこと。そして働いてなかったこと。

そして生活費はどうしてるのかときくと

後輩に集めさしてるという。バケモノである。後輩って当時俺高1やったから中学生やろ。

洋平絶対後輩から嫌われてる。と確信した。

 

まぁその話はおいといて、

この東成5人衆の武勇伝を聞いたり、

卒業式の写真を見せられた時には唖然とした。

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これは拾って来た画像だが、まさにこんな感じで、この東成5人衆はその中心にいた。

何故ならこの東成5人衆が東成区を制覇していたからだ。

 

さらに中学卒業間際に「西成区」と「東成区」で、全面戦争を行い、西成区に勝利したというではないか。

 

大阪の北摂に住む自分でも大阪市西成区のヤバさは承知している。

ヤクザやヤンキーの聖地であるような場所だ。

その地域に全面戦争で勝利し、さらにその東成区の頂点に位置するこの5人と同じ空間で遊んでタメ口を使っているのだ、なんて状況なんだ。そう思った。

今すぐ金出せってカツアゲされたら大志からもらった5000円速攻でだしてたと思う。(笑)

 

さらに、タクシーをボッコボコにした写真や、西成区との全面戦争の動画、卒業式の刺繍を見せてもらったり楽しく過ごしてた。

 

ただ、卒業式の刺繍の入った特攻服に関しては間違いなくダサかった。普通に卒業式しろや。死んでも口にはしないけど。(笑)

 

確かに、地元では悪いことたくさんして、色んな人に迷惑かけてるかもしれない。

ただ、この5人衆は間違いなく「いいやつら」だった。

アカの他人の田舎猿2人を暖かく迎え入れてくれたし、間違いなくあの時間は僕ら2人にとっても楽しかったからだ。

 

そして、全員とアドレスを交換し、帰路に着いた。帰りの電車でも「楽しかったから5000円返すわ。」と大志に5000円を返すほど、自分的にも楽しめた。

 

そして帰るとヨシキからメールが入っていた。

 

メールの内容が

セイジ!ヨシキやで!

今日はほんまありがとうな!めっちゃ楽しかったし、お前めっちゃおもろいし、めっちゃ気合い入ってるやん!また遊ぼうな!今度は俺らが吹田行くわ!俺の兄貴の車で!(笑)

あとさ、これ俺のホムペやから見てや!

夜露死苦

 

まじいいやつやん。

ただ最後の夜露死苦には死ぬほど笑ったのは今でも思い出す。

そしてホムペのURLが貼られていた。

 

ホムペとはホームページのこと。

当時これが死ぬほど流行っていた。

 

自分のプロフィールや、日記、つぶやき(今で言うツイッターみたいなもん)、あと写真なんかがはれたりするホームページ。

 

それを見てみると

早速日記のところに、吹田から大志とセイジがきてくれて楽しかった!

みたいなことが書いてあった。

 

あー良かったなー。なんて思って写真のところを押すと、

卒業式の写真や、普段の写真などがたくさんはってあって登場人物はパンチパーマや、ど金髪、剃り込みの入ったヤンキーがズラーッと並んでいた。

写真をしばらくみていると見慣れた文字がそこにはあった

「吹田卍セイジ」

と。俺は血の気が引いた。更新日付が今日になっている。

間違いなくこれは俺である。

恐る恐る開くと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにはイスに座って喋っている普通の高校生の俺が写っていた。場違いである。そしてコメント欄にはこう綴られていた。

「吹田からはるばる来てくれたセイジ!最高にいいやつ!みんな吹田で困ったことあればこいつに言うたらええわ!まじで気合い入ってるし!今日から東成卍吹田同盟結成!!!」

俺が吹田代表になってしまった瞬間であった。

プリクラとは

 

プリクラとはプリント倶楽部の略らしい。

プリクラとはプリクラの詐欺たるものが存在し、人々を美しく写し出す機械。

 

主に学生に絶大に人気を誇り、今もなお大ヒットしているものだ。

 

いいと思う。勝手に撮って楽しんだらいいと思う。

 

ただ、ラインの画像やfacebookの画像をプリクラにしてるやつは俺は信用せえへんで。

 

いつもプリクラについて思うこと。

何人かで撮ったプリクラを自分のとこだけ切り取って、ラインの画像にしてるやつ。

なにあれ。

プリクラとろ〜

とか友達に言って本心はLINEの画像あるいはfacebookの画像もっと言えば出会い系などに使うために友達を利用しているのだなって思ってしまう。

 

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これくらい素直になれよ。

こいつはデコブログに掲載するために1人でプリクラをとるいわゆるピンプリたるものを行っている。

この男の勇気は計り知れない。

 

まずこいつと保育園から一緒やったけど拓人って呼ばれてるとこ見たことない。

色々なポーズ試して6枚くらい候補あったはずやねん。選んだポーズなんでこれなん?

ユッキーって誰?ってなって色々調べて見たらメンズエッグのモデルwwwまさかの男www

そして目を大きくするというプリクラの最大的特徴を根こそぎぶっ飛ばすサングラス着用。サングラスはずして撮って見たと思うねん。

あ、あかんわサングラスしてたほうがええわ。てなったんやろな(笑)

1人で落書きしてる時間とか。1人でプリクラコーナーに入っていく時周りの目気にしてたんかなとか。一見おもしろいだけのプリクラやけど闇が深い。

そしてこのプリクラは千里中央のゲームセンターで撮ってたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその後こいつが1人でプリクラ撮りすぎて千里中央では1人でプリクラもしくは男同士でのプリクラ撮影が禁止になったのである。

キモすぎて歴史を変えた。

自作で遊戯王カードを作る

僕が小学生の時、「遊戯王カード」というものが信じられないくらい流行った。

 

皆が皆、遊戯王カードの虜になり、もちろん自分含め周りに遊戯王カードをもってないやつなんていなかった。

 

この前部屋を整理していた時、たまたま遊戯王カードを見つけることに成功した。

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これが僕のデッキの一部である。

 

禁止カード祭りでわろた。

 

多分遊戯王カードには中古の軽自動車が買えるんでないかくらいお金を費やした。

 

お小遣いを貯めてはカードを買いに行った。

土井裕也と小学校の時、一緒にカードを買いに行って、当時レアだったレッドアイズブラックドラゴンを2人とも当てた時は一生の運を使い果たしたのではないかというくらい盛り上がった。

 

そんな遊戯王にまつわる思い出。

僕は人生で面白かった(笑った)場面ベスト5というのを自分の中で作っている。

 

5位美容学校時代の友達がした友達のモノマネ

4位高校時代の友達の米澤の発言「3枚いこや!」

3位チャーハンをおかずにご飯3杯おかわりしたゆうじ(前々回記事に書いてます)

 

そして2位が今から話す出来事。

1位はまたおいおいお話しします。

 

今回も登場人物は池松ゆうじ。

ちなみに1位も池松ゆうじとの出来事。

 

前の記事でも書いたが、彼は本当に天才なんです。

 

これは小学校3年生の時の出来事。

 

爆発的に遊戯王が流行ってた時代、もちろん僕とゆうじも毎日のように遊戯王をして遊んでいた。

 

しかし、いつも決まった相手とやっていると、マンネリ化してくる。

いつも俺が勝ってしまう。つまらない。

そう思った僕は、ゆうじにある提案をした。

 

「自分たちで遊戯王カードを作ろう。」

 

我ながら小3にしてはなかなか面白い発想だったと思う。

 

モンスターカード

トラップカード

魔法カード

 

これらのカードを全て自作で40枚作り、デッキとして構成し、勝負する。

 

ゆうじも、「ええな。おもろそう」

 

と承諾し、対戦は2日後。となった。

 

早速その日帰宅してすぐ遊戯王カードの作成に取り掛かった。

 

自らカードの名前、効果、攻撃力守備力、絵の全てを40枚考えなければならない。

 

しかし、カードが強すぎてもつまらない。

例えば生け贄なしで攻撃力2500とか。

トラップカードで言ったらマジックシリンダー、魔法カードで言ったらサンダーボルト的な。

 

程よく、かつ楽しいデッキ。

その制作に取り掛かった。

 

理想は孔雀舞。

ハーピィレディを主とし、強化カードで強くしていく。

 

そんな感じで作りたいなって思った。

 

まず、ハーピィレディ的な存在。

ここが最重要点である。

 

僕がハーピィレディ的存在に考えたモンスター

 

長渕剛

 

今考えても意味がわからない。

 

長渕剛

攻撃力1500

守備力1500

効果なし

 

という構成にした。

 

更に、フィールド魔法「東京ドーム」

長渕剛の攻撃力を1000アップさせ、長渕剛を対象とするトラップカードを無効にする的な感じにしたと思う。

 

他には魔法カード「長渕剛エレキギター

このカードを装備した長渕剛は攻撃を2回できる

 

とか、魔法カード「とんぼ」

長渕剛がフィールド上にいるとき、このとんぼを発動するとフィールド上に「清原和博攻撃力3000守備力2500」を特殊召喚する

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俺の作った清原、ブルーアイズと同じスペックでわろたwww

 

など、かなり思考を重ねて自らのデッキを作った。

寝る間も惜しんでとはこのことやと思った。

 

そして決戦当日。

ゆうじも40枚作成してきており、いざデュエル!!!

 

俺の先行。

よし。長渕剛を引いた(デッキに長渕剛3枚入っている(笑))長渕剛を召喚し、フィールド魔法東京ドーム。

カードを2枚伏せてターンエンド!

 

ゆうじのターン。

ゆうじ「はっはっは。魔法カード「原爆」!!!」

 

(俺の心の中)「なに?原爆?ばり強そうやんけ。効果なんなんや」

ゆうじの魔法カード「原爆」に書かれた効果に人生で2番目に笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このデュエルに勝利する。」

お好み焼きでご飯たべれる?

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お好み焼きでご飯たべれる?

 

関西人なら1度はこの質問されたことがなかろうか?

 

僕はこの質問が大嫌いです。

なぜならくだらない質問だからです。

本当にくだらない。

 

お前どこ中やねん?の次くらいにくだらない質問だと思ってます。

 

そう、あの伝説の1日を境に。

 

僕は小4で野球を始めたのだが、

野球を始めるまである男と毎日遊んでいた。

 

その男の名は池松ゆうじ。(以下ゆうじ)

俺の2つ上の学年にあたり、妹に池松しほがいる。そのしほと俺は同級生。

 

家が徒歩30秒という近さから幼少期からずっと一緒に遊んでいた。

 

先に言っておくが、ゆうじほど面白い一般人見たことがない。

 

一発ギャグもいけて、動けるデブで、アホで、天然で、滑舌が悪くて、、、

 

あげたらキリがないくらい面白い要素が詰まっている人間である。

 

プロのお笑い芸人と比較してもゆうじより面白いと思うのは僕が師と仰ぐ小籔千豊先生くらいでなかろうか。

 

そんな男が残した伝説。

 

あれは野球を始めるほんの前の小4の時だった。(ゆうじは小6)

 

その日も朝からゆうじのおじいちゃんの家でゲームして遊んでいた。

 

しばらく遊んでいると、おじいちゃんが外出するということで、外に出た。

 

ここでゆうじが、「おもしろいもん見したろか。」

と、言い出し、パソコンのスイッチを入れた。

 

当時、今ほどではないが、パソコンが急速に成長を遂げてた時代、自分の家にもパソコンはあったが、ほぼ姉しか使っていないような状態で、僕は全くパソコンに関しての知識がなかった。

 

ゆうじは「お気に入り」をクリックした。

 

ご存知かとは思うがこの「お気に入り」

はその名の通り自分のお気に入りのページをそこに登録し、すぐそのページにたどり着けるようにする機能だ。

 

そこに「必勝パチスロ法」

と書かれたところを指差し、これこれ。

と言った。

 

当時小4で、パチスロとパチンコの違いもわからないような状態で、

そんなん知らんし見ても楽しくないで。

 

とゆうじ言った。

 

ゆうじは、まあいいからこれおしてみ。と、僕にマウスを託した。

 

「必勝パチスロ法」

 

をクリックすると、

 

無数の裸体の女性がでてきた。

 

エロサイトである。僕は飲んでいた牛乳を吹き出し爆笑した。

 

爆笑した理由はただ1つ。

 

おじいちゃんにバレないように、エロサイトの名前を「必勝パチスロ法」に書き換え、お気に入りに登録していること(笑)

 

こいつは、将来必ずノーベル賞を取ると確信した。(後に履歴でおじいちゃんにばれることになる)

 

あと、チャットで、見知らぬ女性に

 

「俺、劇団ひとりやねん」

 

って書き込んだり、

 

「俺の口動物園の匂いするから、ズーブレスって言われてるねん」

 

って書き込んだり、その日も腹よじれるくらい笑って過ごしていた。

 

そして、ここから伝説がはじまるのだ。

 

時間もお昼になり、2人とも腹が減ったなとなった。

 

おじいちゃんがゆうじ用に作り置きしていたチャーハンがあって、ゆうじがカップラーメンを発見し、それを僕にくれた。

 

しかし、チャーハンは茶碗一杯もないくらいしかなく、これで腹を満たすのは到底無理なようだった。

 

僕はそれを察知し、俺は家に帰って食べるからいいで。おじいちゃん多分チャーハンとカップラーメンをゆうじに昼用に置いてたんやできっと。だから帰るわ。

 

と言うと、

 

いいからカップラーメン食べ!秘策がある!

 

と、言いだした。

 

お湯沸かすから部屋で待っててと言われたので、僕はゲームをしながら待つ。

 

ヴォーンと、電子レンジの音が台所から聞こえる。なにかを温めている。

 

冷凍食品でなんかあったんかなと思いつつ、待っているとゆうじが帰ってきた。

 

右手にカップラーメン、左手には佐藤のごはんを持っていた。

 

カップラーメンを僕に渡し、ゆうじは佐藤のごはんとチャーハンを自分のスペースへおいた。

 

僕は頭の中が?でいっぱいになっていた。

 

そして、ゆうじはスプーン一杯のチャーハンを口に運び、その後佐藤のごはんを口の中へかきこんだのだ。

 

僕はその光景を一生忘れることはないだろう。

 

この男は、チャーハンをおかずに白ごはんを食べていたのだ。人生で初めて笑いすぎて過呼吸になった。

 

もう、それ白ごはんやん。スプーン一杯に対して白ごはん多すぎ。9:1。発想が斜め上すぎる。日本で、いや、世界でこいつだけやろ、チャーハンおかずにご飯食うやつ。

 

あっと言う間に佐藤のごはんを平らげたゆうじは立ち上がり台所へ向かった。

 

ヴォーン。再びレンジ音が聞こえてくる。

 

部屋に帰ってくる。手には佐藤のごはん。

 

おかわりである。再び過呼吸が襲う。

間違いなくこの男は僕を殺しにきている。

 

死因笑い死に。

いやいやいや勘弁して。

 

全然カップラーメン進まへん。

 

2杯目も平らげたゆうじが、「あ、お茶なくなったな、新しいのとってくるわ」

 

あ、ありがとう。と言い、待っていると

 

ヴォーン。再び魔の音が聞こえてくる。まさか。

 

帰ってきたゆうじ右手にお茶、左手には

 

佐 藤 の ご は ん

 

僕は絶句した。

三杯目である。どうかしてる。配分考えてチャーハンちょっと残ってる。

 

こいつは、台所最初漁ってた時、佐藤のごはんが3袋あるのを確認して、それでチャーハンの配分考えてチャーハンをおかずに白ごはんを食したいのである。

 

最高すぎる。今も思い出し笑い本気で止まらへん。

 

この配分に明らかな「慣れ」が見えてた。

 

そう、この日がチャーハンをおかずに白ごはんを食べることが初めてじゃないことがわかる。

なんて男だ。

 

こんな凄まじい白ごはんの食べ方するやつがこんな近くにいて

お好み焼きでごはん食べれる?

 

こんな質問はくだらなさすぎる。

 

ハンバーグダンク

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ハンバーグ。それは、ここ日本で最も食されている料理であり、高い人気を誇る料理だ。

自分も2ヶ月に1回は食す。

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スピードワゴン井戸田潤氏要する「ハンバーグ師匠」なんてものも存在する。

ミンチ状の牛肉に、人参、玉ねぎ、調味料等を加え、いろいろな形にし、焼く。

デミグラスソース、ポン酢、ケチャップ。

いろいろな味も楽しめる。

それがハンバーグ。

 

僕は、トマトオニオンに行っても、ガストに行っても、家でハンバーグを食す時も、テレビを見ていてハンバーグ師匠を見た時も、必ずあの日のことを思い出す。

 

あれは、中学校1年生の夏。

野球部に所属し、あれだけ嫌だった坊主頭にも慣れてきた頃、間違いなく部活中心の学校生活だったあの日。部活では先輩の奴隷。顧問の監督には相手にされず、ボール、バットも触らせてもらえず、ただただボールを拾うだけの毎日。口うるさい先輩の家をいつか必ず燃やしてやる。そんなことしか考えてなかったあの頃、部活までの時間、朝学校入って放課後までの時間が唯一、羽目を外せる時間であった。

 

お昼休みに時間は起こった。

いつものように教室で弁当を食べていると、ある男の弁当に目がいった。

その男の名は菅野ゆうすけ。

この男とは小学校から一緒だったが、なにかといじられやすい男だった。

まず、阪急沿線の駅名全て言えるとか言う謎の特技、休日は朝から晩まで電車を眺めるという趣味。

さらに、ポケモンのルビーサファイアが発売された時2日で全クリしたという伝説をもっている。

ミズゴロウ一体で。

 

あほやん。キノココとか、ナマケロとか、使ってみたい。ってならんかったんかよ。

発売してすぐなんで全クリ優先やねん。

ツッコミどころ満載やけど、この菅野と、地元にいた何個か年上のエザキというやつはいじりつつも、尊敬してた。

エザキに関しては遊戯王の大会全国ベスト8、ロックマンエクゼの近畿大会ベスト4

素晴らしい実績を持つゲーマーである。

この男の1番すごいところは、ロックマンエクゼの大会なんてどこで知ってん(笑)ってとこ。

この男についても言いたいことは山ほどあるが、今度にするとしよう。

 

話を戻すが、ルビーサファイアを2日で全クリしたその菅野の弁当を見た瞬間吹き出してしまった。

絵にするとこんな感じ。

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まず、ご飯とおかずの割合が8:2。

もちろんご飯2。ここで大爆笑やねんけどさらにおかずのすべてがハンバーグやったこと。そしてそのハンバーグのサイズが今まで見た中でも断トツでいちばんでかかったこと。そして申し訳程度の梅干し。

 

これにはわろた

おもわずツッコミたくなって

 

「おい、菅野ハンバーグデカすぎやろ。くれやそのハンバーグ。」

 

もちろんあげるわっていわれても拒否してた。なぜなら俺人の弁当とかすごい苦手。

親でもちょっと嫌。好きな女の子とかが作ってくれるってなってもうーん。って感じなくらい苦手。

 

それは、小2の時学童で土井ゆうやにもらったミートボールがゲロマズやったところから来てる。土井ちゃん。一生許さんで。

 

で、菅野「は?無理やし。絶対無理。お前にはあげん。」

 

この言葉に俺のなかの何かが弾けた。

こいつは、一日中電車眺めて過ごしてる。一方俺は毎日先輩にこき使われて、一生懸命白球追ってる。女子とも割としゃべってる。(笑)

こいつは、電車オタクとちょっとみんなから一歩下がって見られてる。

 

圧倒的に立場俺より下やん。←最低

なんやこの感じ。くれっていうただけ。しかも冗談。

 

頭の中の線がブチって切れる音とともに、素手で菅野のハンバーグを掴み上げた。

そして俺は何を思ったのか、菅野の道具箱(中学校では道具箱という文化は溢れていたが、菅野は小学校からの道具箱を中学校でも継承して使っていた。これも割とみんなからいじられてた)

めがけてダンクシュート。

 

今思ったらただの鬼。

 

無残に飛び散る肉の破片、玉ねぎ人参の残骸、そしてケチャップ。

 

菅野は「やめろやああああああ」

と大泣き。彼はハンバーグを失った今、

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この2割程度のご飯と梅干し

まるで戦時中のような昼飯を余儀なくされたのだ。

菅野は、身内が死んだかのように大泣きしている。

 

僕は自分が犯した罪を感じながらも

「お前の口の利き方やな。次もあんな感じで言うて来たらまじで命ないかもな。」

 

と、厨ニ病真っ盛りの発言を残し教室を後にした。

そして昼休みも終わり、教室へ戻ると、

菅野がまだ泣いている。

しかし、涙は出きっている完全に。

なぜなら40分間間があいている。

僕は菅野の狙いを察知した。

こいつは先生がくるまでこうするつもりで、

え、菅野君どうしたん!!!

伊藤君にハンバーグダンクされました

伊藤君職員室に来なさい

というパターンを確実に狙っていた。

 

それはなんとしてでも阻止せねば。

野球部の監督に殺される。

 

菅野、いつまでないてんねん。500円あげるから泣きやめよ。

 

菅野「…」

 

悪かったって。お腹すいたやろごめんな

 

菅野「…」

 

菅野、千里山の次ってどこやっけ?

 

菅野「…関大前…。」

 

なんかムカついて頭しばきました。

 

結局、担任来て、怒られましたとさ。

 

そんな菅野が最近結婚したと聞きました。

 

あの時のことを深く反省し、もし、なんかの形で会うようなことがあれば結婚したことを盛大に祝ってあげたいです。

 

もちろん、顔面ハンバーグで☆