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お好み焼きでご飯たべれる?

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お好み焼きでご飯たべれる?

 

関西人なら1度はこの質問されたことがなかろうか?

 

僕はこの質問が大嫌いです。

なぜならくだらない質問だからです。

本当にくだらない。

 

お前どこ中やねん?の次くらいにくだらない質問だと思ってます。

 

そう、あの伝説の1日を境に。

 

僕は小4で野球を始めたのだが、

野球を始めるまである男と毎日遊んでいた。

 

その男の名は池松ゆうじ。(以下ゆうじ)

俺の2つ上の学年にあたり、妹に池松しほがいる。そのしほと俺は同級生。

 

家が徒歩30秒という近さから幼少期からずっと一緒に遊んでいた。

 

先に言っておくが、ゆうじほど面白い一般人見たことがない。

 

一発ギャグもいけて、動けるデブで、アホで、天然で、滑舌が悪くて、、、

 

あげたらキリがないくらい面白い要素が詰まっている人間である。

 

プロのお笑い芸人と比較してもゆうじより面白いと思うのは僕が師と仰ぐ小籔千豊先生くらいでなかろうか。

 

そんな男が残した伝説。

 

あれは野球を始めるほんの前の小4の時だった。(ゆうじは小6)

 

その日も朝からゆうじのおじいちゃんの家でゲームして遊んでいた。

 

しばらく遊んでいると、おじいちゃんが外出するということで、外に出た。

 

ここでゆうじが、「おもしろいもん見したろか。」

と、言い出し、パソコンのスイッチを入れた。

 

当時、今ほどではないが、パソコンが急速に成長を遂げてた時代、自分の家にもパソコンはあったが、ほぼ姉しか使っていないような状態で、僕は全くパソコンに関しての知識がなかった。

 

ゆうじは「お気に入り」をクリックした。

 

ご存知かとは思うがこの「お気に入り」

はその名の通り自分のお気に入りのページをそこに登録し、すぐそのページにたどり着けるようにする機能だ。

 

そこに「必勝パチスロ法」

と書かれたところを指差し、これこれ。

と言った。

 

当時小4で、パチスロとパチンコの違いもわからないような状態で、

そんなん知らんし見ても楽しくないで。

 

とゆうじ言った。

 

ゆうじは、まあいいからこれおしてみ。と、僕にマウスを託した。

 

「必勝パチスロ法」

 

をクリックすると、

 

無数の裸体の女性がでてきた。

 

エロサイトである。僕は飲んでいた牛乳を吹き出し爆笑した。

 

爆笑した理由はただ1つ。

 

おじいちゃんにバレないように、エロサイトの名前を「必勝パチスロ法」に書き換え、お気に入りに登録していること(笑)

 

こいつは、将来必ずノーベル賞を取ると確信した。(後に履歴でおじいちゃんにばれることになる)

 

あと、チャットで、見知らぬ女性に

 

「俺、劇団ひとりやねん」

 

って書き込んだり、

 

「俺の口動物園の匂いするから、ズーブレスって言われてるねん」

 

って書き込んだり、その日も腹よじれるくらい笑って過ごしていた。

 

そして、ここから伝説がはじまるのだ。

 

時間もお昼になり、2人とも腹が減ったなとなった。

 

おじいちゃんがゆうじ用に作り置きしていたチャーハンがあって、ゆうじがカップラーメンを発見し、それを僕にくれた。

 

しかし、チャーハンは茶碗一杯もないくらいしかなく、これで腹を満たすのは到底無理なようだった。

 

僕はそれを察知し、俺は家に帰って食べるからいいで。おじいちゃん多分チャーハンとカップラーメンをゆうじに昼用に置いてたんやできっと。だから帰るわ。

 

と言うと、

 

いいからカップラーメン食べ!秘策がある!

 

と、言いだした。

 

お湯沸かすから部屋で待っててと言われたので、僕はゲームをしながら待つ。

 

ヴォーンと、電子レンジの音が台所から聞こえる。なにかを温めている。

 

冷凍食品でなんかあったんかなと思いつつ、待っているとゆうじが帰ってきた。

 

右手にカップラーメン、左手には佐藤のごはんを持っていた。

 

カップラーメンを僕に渡し、ゆうじは佐藤のごはんとチャーハンを自分のスペースへおいた。

 

僕は頭の中が?でいっぱいになっていた。

 

そして、ゆうじはスプーン一杯のチャーハンを口に運び、その後佐藤のごはんを口の中へかきこんだのだ。

 

僕はその光景を一生忘れることはないだろう。

 

この男は、チャーハンをおかずに白ごはんを食べていたのだ。人生で初めて笑いすぎて過呼吸になった。

 

もう、それ白ごはんやん。スプーン一杯に対して白ごはん多すぎ。9:1。発想が斜め上すぎる。日本で、いや、世界でこいつだけやろ、チャーハンおかずにご飯食うやつ。

 

あっと言う間に佐藤のごはんを平らげたゆうじは立ち上がり台所へ向かった。

 

ヴォーン。再びレンジ音が聞こえてくる。

 

部屋に帰ってくる。手には佐藤のごはん。

 

おかわりである。再び過呼吸が襲う。

間違いなくこの男は僕を殺しにきている。

 

死因笑い死に。

いやいやいや勘弁して。

 

全然カップラーメン進まへん。

 

2杯目も平らげたゆうじが、「あ、お茶なくなったな、新しいのとってくるわ」

 

あ、ありがとう。と言い、待っていると

 

ヴォーン。再び魔の音が聞こえてくる。まさか。

 

帰ってきたゆうじ右手にお茶、左手には

 

佐 藤 の ご は ん

 

僕は絶句した。

三杯目である。どうかしてる。配分考えてチャーハンちょっと残ってる。

 

こいつは、台所最初漁ってた時、佐藤のごはんが3袋あるのを確認して、それでチャーハンの配分考えてチャーハンをおかずに白ごはんを食したいのである。

 

最高すぎる。今も思い出し笑い本気で止まらへん。

 

この配分に明らかな「慣れ」が見えてた。

 

そう、この日がチャーハンをおかずに白ごはんを食べることが初めてじゃないことがわかる。

なんて男だ。

 

こんな凄まじい白ごはんの食べ方するやつがこんな近くにいて

お好み焼きでごはん食べれる?

 

こんな質問はくだらなさすぎる。