respect of 福井響 〜イタリアまで届けこの想い〜 1日目
※必ず下から順番に読んでください。
ついに当日を迎えた。
地元の大阪府吹田市から石川県金沢駅に3500円リサイクル自転車で向かう頭おかしい旅。
言うの忘れてたけど変速なんてもちろんありません。
当日も仕事やった為、マッハで仕事終わらして四時に帰った。
そして北千里駅に自転車と大量の荷物を抱え向かう。
出発前の様子。
希望と夢を抱えた僕に朝5時に起きて仕事に向かった疲労なんてものは微塵もなかった。
まずは目指すは京都。
足早に京都方面へ向かう。
出発は17時45分。
しかし僕はここでミスを犯した。
そのミスとは上山田方面から向かってしまったこと。
幼稚園前の坂を激走していたところ、
小中学校同級生の三輪さやかちゃんに遭遇してしまった。すれ違った時笑ってた。なんでかはすぐわかる。俺の乗ってるチャリ。
これ。こんなん俺が乗ってたら爆笑やん。
三輪さやかちゃんにすれ違うほんの5分前。
りょうたと「同級生にあったら人生詰むな。」
とか言ってるそばからすれ違ってもうた。
三輪さやかちゃんが誰と仲良いんか知らんけど確実にその界隈ではネタになってるであろう。わろてたもん。オワタ
最悪やなぁ〜とか言ってたら立て続けに中尾ようすけくんと出会ってしまった。
彼には事情を説明しっかりしておいた。
頑張れって言ってくれたけどあいつらあほやなって思われてると思う。じゃかましいわ
まだまだ体力はだいじょうぶ。
自転車なんて高校の通学以来乗ってなかったけど意外と乗れるもんやな。
と、この時くらいまでは言ってた。後に後悔するんだけど。
だんだん京都らしくなっていき
滋賀は大津市の方面へ看板を頼りに進んでいたが、急に大津市の看板が消える。
ここで京都の道をさまよってしまった。
京都駅にとにかく向かって、京都駅のバスの案内をしていたおじいちゃんに大津市方面はどの道か聞いた。
「え?それで大津に行くの?」
って言われたから「大津どころか金沢に向かいます」
言うたら本気で爆笑された。
絶対無理やからやめとけ言われた。
でも道は教えてくれた。
ツンデレかよ。
そして山を越えないと大津には着かないと言うことがわかって、第一の難関京都の山越えである。
これはキツかった。
5時起きで眠いし仕事の疲れもでてきて速攻帰りたくなった。犬と遊んでた方が良かったんじゃないかって。
でも進むしかない。respect of 福井響。
山を越えてひたすら進む。
そして22時8分
滋賀県大津市へ入った。約4時間半ノンストップで自転車を漕ぎ続けやっとたどり着いた。
しかしこの大津市が僕たちを苦しめるとはこの時は思いもしなかったのであった。。。
この時には極限に空腹だった。しかし店がない。田舎だから。やっと見つけたすき家で遅めの夜飯。
りょうたがキムチ牛丼の並と高菜明太マヨのミニ2つ頼んだ時は軽く引いた。
お腹も満たされたところで野宿スポット探し。
なかなか野宿スポットが決まらず足湯で一休み
この頃には足は筋肉痛の嵐。
滋賀の文字を見るたびに俺は自転車で何をしてるんだと何度も思った。(笑)
2時間ほど走り堅田駅というところに着きここのベンチで寝ることに決めた。この時には日付けは変わっていて、24時8分であった。
1日目が終了。
総移動距離48km。
走行時間約8時間。
寝心地が悪すぎて朝の3時までねれなかった。
つづく。。。