明日東京へ、リベンジに行きます。
昨年の年末。
僕たちはママチャリで東京へ向かった。
昨年のGWに「リサイクル自転車で大阪から石川県金沢まで行く」という企画をやり、2日かけて達成した。
それを達成してしまった故、悪夢は起きた。
周りの人間は、「石川なんていけるはずないやろ。」と散々言ってきた。
しかし、行けてしまったのである。しかもリサイクルのママチャリ。24インチ。
24インチがどれだけ小さい自転車なのか。
例えるなら小6の女の子が中学校に進学するときに科ってもらうサイズといえば分かりやすいだろうか。
その自転車(しかもリサイクル。しかも赤。)
で石川県にたどり着いてしまったのだから、無理やって言ってたやつらアホやな。余裕やっちゅうねん。
と、思った。そして昨年末。目標を大きく「東京」とした。
今回もリサイクルの自転車で、と思っていたが、地元のリサイクル自転車の抽選に参加出来ず、「ジモティ」というサイトで変なオッサンから自転車を購入した(4000円)
今度は、石川はまだしも東京は絶対無理だ
と強く言われた。
まぁ見とれ。俺らのチャリ力なめんな。
そう思って真冬の年末に東京へ向かった。
京都、滋賀と楽勝で経過。
寒くはあるが、余裕やで。
こりゃ東京も楽勝やがな。
と、確信し、意気揚々と自転車を走らせた
しかし、悪夢は急にやってきた。
だんだんと雪が降ってきだし、三重の鈴鹿に入ったところで
僕らの挑戦は、わずか2日で終わってしまった。近畿圏も抜けれず。
誰が三重でこんな積雪に見舞われると予想しただろうか。
帰りの新幹線で、缶ビール片手にリベンジを誓った。あの時の悔しさを忘れないために、あの日から1度も髪切ってない。(意味不明)
必ず、東京へママチャリでたどり着いてやる。
滋賀の山も、名古屋の国道も、果てしなく続く静岡も、一日中登らないといけないという噂の箱根峠も走破し、必ず東京へ着いてやる。
荷物が多いな。行こう、ピリオドの向こう側へ。